院長紹介Doctor
開業のごあいさつ
このたび長野市北長池に新しく内科・脳神経内科のクリニックを開業させていただきました、矢彦沢裕之と申します。
私は長野県塩尻市の出身です。中学・高校・大学と、吹奏楽部に所属しておりました。信州大学を卒業後いくつかの病院勤務を経て、平成13年に長野赤十字病院に赴任。
以来長野の地で、脳神経内科医として21年間務めさせていただきました。
長野赤十字病院では、神経難病・認知症などのゆっくりと進む病気と闘う患者さん、そして脳卒中のような緊急を要する患者さんたちの診療に携わっておりました。神経の病気を患うたくさんの患者さんとともに過ごした21年間は、かけがえのない大切な時でした。嬉しかったこと辛かったこと、たくさんの経験と学びをさせていただきました。
脳神経の疾患というと、やや特別な病気という印象を持たれるかもしれません。しかし社会の高齢化に伴い、神経難病・認知症などの疾患は爆発的に増えています。また頭痛やしびれなどの、生活の質を低下させる神経症状に悩んでいる方もたくさんいます。脳卒中においては急性期の治療以上に、若い頃から予防し脳卒中にならないように努めることが何より大切であることは疑うべくもありません。つまり脳神経の疾患は一部の方たちだけが関わるものではなく、とっても一般的なものなのです。しかしながら脳神経内科医の数は、特にこの北信地域ではまだまだ少ないのが実情です。患者さんが困ったときにいつでも気軽に立ち寄れる、地域社会に溶け込んだ脳神経内科医がもっともっと必要なことを強く感じるに至りました。
これからは少しでも多くの方々、神経の症状で悩まれているひとに広く脳神経内科の専門的医療を提供することを私の使命としまして、クリニックを立ち上げます。脳神経の問題を診断するためには必須ともいえる、1.5TのMRI装置も設置しました。これによってより早く、より精度の高い診断が可能となります。ご希望のある方には脳ドックとして、脳卒中の予防などのためMRIを積極的に利用していただきたいと思います。また総合内科専門医としての知識を総動員して脳卒中の予防・生活習慣病の治療、地域のかかりつけ医として一般内科の診療も積極的におこなってまいります。
クリニックには私ひとりだけではありません。看護師、放射線技師、医療クラークの全員が、ひとつのチームとして同じ気持ちで皆様に対応させていただきます。医師に言い忘れたこと、言いにくいことなどもすべてお話ください。
地域に根ざした脳神経内科の専門医として、また内科全般におけるかかりつけ医として、少しでも皆様のお役にたてるようスタッフ一同努力してまいります。
院長 矢彦沢 裕之(やひこざわ ひろゆき)
略歴
- 昭和56年
- 松本深志高校卒業
- 昭和63年
- 信州大学医学部卒業
- 昭和63年
- 自治医科大学付属病院内科ジュニアレジデント
- 平成2年
- 都立墨東病院救命救急センター医師
- 平成3年
- 信州大学医学部第三内科医員
- 平成7年~平成9年
- 米国シカゴ ノースウエスタン大学研究員
- 平成10年4月
- 小諸厚生総合病院神経内科医長
- 平成13年7月
- 長野赤十字病院神経内科部長
- 平成14年4月
- 長野赤十字病院医療社会事業部長(兼務)
- 平成29年8月
- 長野赤十字病院脳神経救急センター長
- 令和4年5月
- 矢彦沢内科・脳神経クリニック院長
資格・専門医
- 日本神経学会認定神経内科専門医
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
- 日本認知症学会認定専門医
- 認知症サポート医
- 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
- 日本頭痛学会認定頭痛専門医
所属学会
- 日本神経学会(代議員)
- 日本内科学会
- 日本認知症学会
- 日本脳卒中学会
- 日本頭痛学会
- 日本高血圧学会
- 日本リハビリテーション医学会
非常勤医師紹介Part-time doctor
羽生 憲直(はにゅう のりなお)
略歴
- 昭和49年
- 信州大学医学部卒業
- 昭和49年
- 信州大学医学部付属病院第三内科入局
- 昭和51年
- 飯山赤十字病院第二内科部長
- 昭和52年
- 信州大学医学部付属病院第三内科助手
- 昭和58年
- 長野赤十字病院神経内科副部長
- 昭和59年
- 長野赤十字病院神経内科部長
- 平成13年
- 飯田市立病院副院長
- 平成27年
- フリーランス医師
(長野赤十字病院・愛和病院 等で非常勤医師として勤務)
資格・専門医
- 日本神経学会認定神経内科専門医
- 日本内科学会認定内科医
- 日本人間ドック学会認定人間ドック認定医
所属学会
- 日本神経学会
- 日本内科学会
- 日本人間ドック学会